高額な元手が必要となる為、初心者や素人が中々手を出せない株式投資と比べ、FXは少額からでもOKな上、場所や時間を選ばず取引が可能等、気軽に始められる条件が揃っています。
FXは株式会社が発行する株式を売買し利益を得る株式投資と違い、時間差で海外通貨の売買を行い発生する差額、つまり為替差益を利益として受け取ります。国内FXの対象となる海外通貨は多彩です。米ドル、ポンド、ユーロを始め、様々な通貨から利益を得るチャンスがあります。ただ未経験の初心者であれば、政治や経済の動向が掴み易く、また馴染みの深い米ドル辺りから試してみるのが良いでしょう。
FXの大きな魅力は、少額の元手を駆使して多額の投資資金を生み出し高額な利益を狙えるという点に尽きます。この仕組みをレバレッジと言いますが、国内FXの場合はレバレッジにより最大25倍まで投資資金を増やす事が可能です。一方海外FXの中には最大数百倍というレバレッジが可能な業者もありますが、その分リスクも高く、未経験の初心者がいきなり手を出すのはお勧めしません。
FXで利益を出す基本的な仕組みは、株式投資と殆ど変りません。買い時と売り時を見極め、レートが安い時に買い、高くなった時に売る・・・それだけです。FXの場合、これに通貨の金利差を活かしたスワップと呼ばれる利益や、取引経費に当たるスプレッドといった要素が加わりますが、初心者でも比較的簡単に覚えられすぐ活用出来ます。
国内FX業者は様々な特典やサポート体制を整え口座開設を歓迎しています。FX市場の動向に強く知識やノウハウ豊富なスタッフも常駐しており、いつでも相談に乗ってくれます。
初心者が陥りがちなナンピン手法に注意
ナンピンはFXをする時に使う手法の一つです。為替レートは上昇でも下降でも動く場合に反対側に動くのが一般的です。ずっと上がったり下がったりして、簡単に儲けが出るようにはなっていません。
上がる予想して購入したとしても、下がってしまう場合もあります。100円でドル円を購入したとして上がる予想をたてていたとしても、10円下がったとします。儲けが出るにはスワップを別にして、10円以上レートが戻らないと儲けが出ない事になってしまうのです。
この状態を解消するために行う方法の一つにナンピンがあります。さらに80円まで下がったとしてそこで買いを入れれば、平均取得価格は90円になります。これなら90円までレートが戻ればプラスマイナスゼロにする事ができます。ここで大事なのは相場に参加するタイミングです。
どこまで下がるのか見極めが大事で、一旦底になったというタイミングで参加する事ができれば、ナンピン参加としては最高のポジションを取れる事になります。ここで誤っていけないのは相場の動きが変わってしまった場合です。
反対の動きのサインが出てしまうと、塩漬けという何もできない状態になってしまいます。テクニカルサインも見極めてナンピンする事が重要です。
長期的にゆっくりと資産を増やすならスワップポイント
FXで期待できる利益には為替差益とスワップポイントがあります。FXだからこそ期待できる利益がスワップポイントです。スワップポイントは、2カ国間の金利差によって生まれる利益で、｢金利差調整分｣とも呼ばれています。
短期売買で為替差益を狙う投資スタイルだけでなく、スワップポイントを目当てにした長期投資も近年増えています。日本の政策金利は2020年1月時点で0.1%程度ですが、新興国では金利水準が高い傾向にあります。2020年1月時点で、南アフリカは6.25%、メキシコは7.25%、トルコは11.25%です。スワップポイントは、決済を行ってそのポジションを解消しない限り、利益を得られます。
利益は毎日得られます。売買する必要もなく、取引口座に継続的に蓄積されるのがメリットです。スワップポイントは、翌日以降にポジションを持ち越した場合に1日分が付与されます。
翌日持ち越しの判定基準はニューヨーク市場です。ニューヨーク市場がクローズする時間なので、日本時間は午前6時40分です。日本ではなじみが薄いですが、サマータイムがあるので、その期間中は午前5時40分です。スワップポイントは、政策金利の見直しが無くても一定ではありません。相場の影響を受けます。高金利通貨の為替レートは変動が激しいことが少なくないので、注意が必要です。
短期で大きく稼ぐならハイレバの海外口座で短期トレード
FXには様々な投資方法がありますが、一番の魅力はやはり低資金で大きく稼ぐことができることです。株の場合はある程度の資金がないと投資することはできませんが、FXの場合は数万円程度あれば、十分投資することも可能です。
特に今流行りのXMTRADINGに代表されるような海外のFX口座は超ハイレバでの取引ができるので、10万円を一夜のうちに10倍や20倍にすることも夢ではありません。
国内業者のレバレッジは現在最大でも25倍に規制されているため、短期間で大きく稼ぎたいトレーダーは海外口座を積極的に利用するようになってきています。
FXの場合は世界中で取引がされているため、こうした海外口座を利用する人もこれからますます増えていくものと思われます。
