FXの基本的な仕組みと運用方法について詳しく解説!

マネー

スマホの爆発的な普及により、投資をする人が増えています。以前は投資の金融商品と言えば、株というのが一般的でほとんど選択肢はありませんでしたが、今は株式投資はもちろん、FXや仮想通貨など様々な投資商品が提供されています。

特にスマホひとつで簡単にトレードができるのが魅力で、ほとんどの投資は今やスマホだけで行なえるようになってきています。

新しい投資商品がどんどん出てくる中でも、常に高い人気を誇っているのがFXトレードです。FXが流行り始めた頃はパソコンでトレードするのが基本でした。もちろん当時の携帯電話、いわゆるガラケーでも売り買いはできましたが、今のスマホのようなツールなどもなかったため、実際にトレードしている人もほとんどはパソコン利用者が多かったです。

ところがスマホひとつでで気軽に行うことができるようになったこともあってFX人気はさらに上昇し、今まで投資経験の全くない主婦層にも人気になっています。

ここではFXの基本的な仕組みから、実際の運用についてまで詳しく説明していきます。これを読めばFXというものがよく理解できると思います。

FXは外貨への投資

FXは“Foreign eXchange”を略した名称で、日本語では「通貨証拠金取引」と呼ばれます。円安、円高といった言葉が聞かれるように、外貨を日本円に換算した価値は刻一刻と変動しており、それを利用して利益を出す投資がこのFXです。

上に書いた「通貨証拠金取引」の名称の通り、このFXでは証拠金取引を行うことができます。証拠金取引は先物取引では有名ですが、FXではレバレッジという形でそれを利用することができますが、必ず使う必要もなく、ノンレバレッジで取引を行っても構いません。

レバレッジについての解説

レバレッジとは、実際に投資した金額に書ける倍率になります。10万円の投資で3倍のレバレッジを使用した場合、30万円までの外貨が購入できるという仕組みです。このようならレバレッジを使用した取引を証拠金取引と呼び、残りの金額は利用しているFX業者に借りていると考えると分かりやすいでしょう。

レバレッジは業者によって、2~25倍の範囲でいくつかの設定があります。例えば、2倍、3倍、5倍、10倍、15倍のようになっており、好きな数字を自由に選べる訳ではありません。

5倍レバレッジを使用すると、10万円の投資で50万円までの外貨が購入できます。この場合、証拠金の割合は20%ということになり、この20%まで値下がりがあった時点で実際に投資した証拠金が無くなってしまうことになり、その取引は強制的に終了となります。

少ない投資で大きなリターンを期待できます

10倍、20倍といったような大きなレバレッジを使用すると、少ない投資で大きなリターンを得ることも夢ではありません。通貨は元々値動きがそれほど大きくない為、レバレッジを使わないとほとんど価値が変わらないことから、このレバレッジをうまく使うのがFXで利益を上げるコツだと言っていいでしょう。

 

10万円に10倍レバレッジを使用すると、100万円の取引が可能です。同じ値動きでも10倍の利益、または損失となる為、実際にあまり大きな金額の投資は行えなくとも大きなリターンが得られるかも知れません。ただし、損失も10倍になる為、売買の時期を誤ると大きな負債となってしまうので、正に諸刃の剣といったところです。

証拠金が尽きると強制終了になります

先にも書きましたが、10倍レバレッジでは、対象の外貨が10%値下がりした時点で実際に投資した金額の証拠金が尽きてしまい、そこで強制的に取引は中止になります。

値動きのタイミングによっては証拠金を突き抜けた負債になる場合があり、その時には差額分を新たに支払う必要がありますが、現在ではシステム的に滅多にそのようなことは無くなっている為(大抵の場合で証拠金が尽きる寸前に強制的に終了になります)、こちらの心配はあまりしなくても大丈夫です。

海外口座にはハイレバレッジ&ゼロカットシステムがある

さて日本国内ではレバレッジが現在最大が25倍となっています。10年ほど前までは200倍以上のレバレッジが当たり前でしたから、その当時からトレードをしている人にとってはやや不満に感じる人も少なくありません。、

そんな不満を解決してくれるのが海外FX業者の存在です。海外FXの場合は最大800倍以上のレバレッジという業者もあり、少ない資金で大きく稼ぐことが可能になっています。もちろんその分リスクもありますが、10万円が100万円とか、100万円が1000万円とか、あっという間に10倍ぐらいにお金を増やせる可能性があるのも、こうしたハイレバレッジのなせる業でもあります。

今はFX初心者の人でも海外のFX口座を開設することもできるようになりました。詳しくは、FXPEDIA(https://onewalk.co.jp/kaigai-fx/)というサイトがとても参考になりますので、ぜひチェックしてみて下さい。

また、海外FXの口座でとてもありがたいのがゼロカットシステムがあるということです。これは国内業者にはなく、海外口座のみのサービスと言えるでしょう。ゼロカットシステムはもし急激な変動でロスカットが間に合わなかった場合、通常なら口座残高がマイナスになってしまうのですが、このシステムの場合はそのマイナスの損失分をゼロにリセットをしてくれるというサービスです。

FXの追証で大きな損失を出した人の話を聞いたことがある人も多いと思います。こうしたサービスがあれば、口座にはいっているお金以上に損失を出す必要がないため、安心して取引をすることが可能です。

売買だけではない運用もあります

ここまでをまとめると、FXは外貨を購入し、そのレート変動によって利益や損失が出る投資ということになります。もちろんそれで間違っていませんが、FXではスワップポイントを期待した投資というものも行うことができ、こちら専門で行っている人も少なくありません。

FXのスワップポイントとは?

スワップポイントとは、所持している外貨ポジション(種類、金額)に対して支払われる利息のことです。日本円から外貨を購入すると、その外貨との公定歩合を基準にして設定されている利息の差が利益になります。

日本円はそのFX業者を利用しても-0.1%(年率)のマイナス金利で固定となっていますが、外貨はそのほとんどにFX業者独自のプラス年率が設定されています。例として、それが5%のオーストラリアドルを購入した場合、差し引き年率5.1%を利息として日割りで受け取ることができます。

大きく購入していると得られるこの利息も大きい為、スワップポイントを基準に外貨を購入し、持ち続けたまま利息だけで利益を上げていくということができるのです。

こちらにもレバレッジが利用できます

FXでの外貨の購入にはレバレッジが利用できますが、これを使ったスワップ狙いの投資という方法もあります。ですが、対象の外貨の値下がりによっては証拠金を全て失ってしまうことになり、強制的に取引が終了することにもなる為、比較的レート変動の大きな外貨で行う場合には注意が必要になります。

まとめ

このように、FXは外貨の売買だけではなく、それを所持している間の利息で利益を得ることもできる投資です。いくつかの外貨のポジションを持ち、それぞれの値動きに応じて売却する、そのまま持っておいて利息をもらう、といった色々な運用ができるので、レバレッジの数字も含めて自分なりのスタイルで楽しむことができます。