若い時は何もしなくてもすべすべお肌を維持するのは簡単ですが、年齢とともにお肌のトラブルによる悩みが増えてくるようになってきます。
特に30代、40代になってくるとしっかりとスキンケアをしている人とそうでない人では、かなり見た目も変わってきます。
きれいなお肌を維持するなら、まずはお肌が荒れる原因やメカニズムをしっかりと把握しておくことが大切です。主な肌荒れの原因となっているものと日ごろのお手入れ方法などを紹介したいと思います。
体の外側からの刺激などによるもの
一番はやはり乾燥です。お肌にはバリア機能というものが備わっているため、外部から刺激などを受けた場合に守ってくれる役割があります。しかし、お肌が乾燥してしまうと水分や皮脂のバランスが悪くなり、こうしたバリア機能がしっかりと機能しなくなるため、紫外線などの影響を受けやすくなります。
次は紫外線です。紫外線と言えば、お肌の大敵と言われるもので前述のバリア効果が失われるとさらに紫外線によって一気にダメージを受けてしまいます。
昔は老若男女問わず、夏になったらサンオイル塗って海で真っ黒に日焼けするのがかっこ良かった時代もありました。今でも日焼けが好きな人も少なくはないですが、特に女性は紫外線にはかなり気を遣う人が増えてきたように思います。
今は紫外線カットのサングラスや服なども発売されているため、特に夏場はこうしたアイテムを活用するのもいいでしょう。
最後は外気温です。日本は四季があり、夏場と冬場では気温も湿度も大きく異なります。特に真冬は寒いと血管が収縮して血行が悪くなったりして、それが原因で肌が荒れてしまうことも少なくありません。真冬は空気が乾燥することも多いため、特にお肌のケアには注意をする必要があります。
もちろん夏は夏で汗をかいて蒸れてしまったり、空調がききすぎの場所で長時間いることでお肌が乾燥してしまうこともありますので注意が必要です。
体の内側からの刺激などによるもの
肌荒れについては外部による要因はもちろんですが、体の内側からの要因によって起こる場合ももちろんあります。食生活はもちろんですが、体の不調などに左右されることもあるので注意が必要です。
まずひとつは内臓です。内臓の調子が悪くなるとお肌にも影響が出てきます。例えば運動をまったくしないような人と、定期的に運動をしている人を比べるだけでもお肌のハリやツヤは変わってきます。
常に体調を整えるような食事や運動を心がけるだけでもお肌の状態は変わってきますので、健康的な食生活や睡眠、そして運動などを日ごろから行なうように心がけることが大切です。
また、ホルモンバランスが乱れることによってお肌に影響が出ることも少なくありません。女性の場合は特にホルモンバランスが乱れやすいので、気を付ける必要があります。
食生活や運動に加えて、精神的なストレスを減らすことなどもホルモンバランスを整える効果があります。
美肌を維持するためのスキンケア
ではきれいなお肌を作り、それを維持するにはどうすればいいのでしょうか。
まずは正しいスキンケアの方法を覚えて実践することが大切です。ここで重要なのはスキンケアの方法は基本的なことはもちろんですが、世の中にはいろんな方法が出回っています。すべてのやり方が自分に合うわけではないということも覚えておきましょう。
スキンケアで一番大切なのはターンオーバーの乱れを防ぐことです。ターンオーバーとはいわゆる新陳代謝ですが、加齢とともにこのサイクルがどんどん遅くなったり、乱れたりすることがあります。
ターンオーバーの周期が乱れてくるとお肌の荒れが気になったり、シミやソバカスが増えたりして、どんどんお肌の劣化が進んでしまいます。
そうならないためにも日々のお手入れが非常に大切なのです。
具体的にはお肌の汚れや古くなった角質などをスキンケアで取り除くこと、そしてしっかりとお肌にうるおいを与え続けることが最も重要です。
スキンケアは日ごろのお手入れと健康的な生活が大事
スキンケアについてはここで紹介した以外にもネットで探せばいくらでもケアの情報などが溢れています。SNSなどでもいろんなやり方が発信されていたり、カワ育!美肌の正しい作り方でもいろんなスキンケア情報やアイテムが紹介されています。
お肌については個人差があるため、すべての人に同じケアの方法が適しているというわけではありません。全然ケアをしなくてもいつもお肌がきれいな人もいれば、毎日ケアをかかさず行なっているのに、なかなか肌荒れが解消しない人もたくさんいます。
そういう理由からもいろんな症状やタイプ別のスキンケア用品が発売されています。まずはいろいろと試して自分にあった商品を見つけることも大切です。正しいやり方で自分にあった商品を使えばかなり改善されることも多々あります。
もちろん日ごろの生活習慣や食生活、睡眠などに気を付けるのも忘れないようにしましょう。