秋から冬にかけて大活躍してくれるアウターは、シーズンが終わったらクリーニングに出して保管をするのが一般的。着用中にコートに汚れやニオイが付いてしまった、といった時も、クリーニングは役立ってくれます。
アウターをクリーニングに出す場合の流れや、仕上がりまでにかかる日数などについて、ここではまとめていきます。
アウターなどをクリーニング店に出すには
冬場に活躍するジャケットやダウンなどのアウターは、ほとんどのクリーニング店が取り扱っています。
そもそもこうしたアウターはほとんど過程では洗うことができないので、どうしてもクリーニングに出すのが一般的です。
駅の構内やショッピングモール、スーパーマーケットの中、などに店舗を構えるクリーニング店もあり、外出のついでにクリーニングを頼んでいるという方も少なくないのではないでしょう。
持ち込みでアウターのクリーニングを依頼する場合は、お店のカウンターに直接アウターを持参して、スタッフに現物を簡単にチェックしてもらうのが通常のスタイル。ボタンが取れている、ほつれがあるという時には、その旨をスタッフが記録します。
汚れやシミ、ニオイなどがある場合は、この時点でスタッフに伝えて最適なコースを案内してもらうことが可能です。
アウターの場合のクリーニング料金は普通のものよりも少々お高めです。状態次第では、オプションサービスなどをすすめられるケースもあるかもしれません。クリーニング料金は、お店によって若干の差が出ます。
また、支払い方法も様々で、持参した時に料金を支払う前払い制や、仕上がった品物を受け取る時に料金を支払う後払い制のスタイルなどがあります。
アウターの種類にもよりますが、安いもので1,500円程度、高いものだと数千円以上かかる場合もあります。
仕上がりまでの期間もお店によって違いますが、大体は数日から1週間前後で出来上がります。スピード仕上げのコースを利用すれば、即日で完了することも少なくありません。
ただ、こういった持ち込みでのクリーニングの場合は、実際に店頭に受け取りに行くまでの期間も考えておく必要があるでしょう。出向くタイミングを逃してしまうと、受け取るまでかなりの時間がかかってしまうこともあります。長期間の保管をしないお店が多く、アクセスの良し悪しがお店選びのポイントになってきます。
アウターこそ宅配クリーニングの利用がベスト
忙しい方の間でも話題になっているのが、宅配クリーニングです。品物を直接お店に送ってクリーニングをしてもらうのが、宅配クリーニングの特徴です。自宅に居ながらにして、コートなどの大物衣類をクリーニングに出せるのが大きなメリットです。
今や宅配クリーニングを利用する人は若者を中心に全国的に広がっています。宅配クリーニングの比較を見ても、いろんなクリーニング業者があるのが分かると思います。
宅配クリーニングでは、アウターを始め色々なアイテムを取り扱っています。都合の良い時に集荷の依頼が出来る点も魅力と言えます。他のアイテムと一緒に出す時には、店頭まで持っていくだけで一苦労という場合もあるでしょう。宅配クリーニングは、このような手間や労力を省くことが出来ます。
クリーニングの質やサービス内容にこだわりを持つ、宅配クリーニングのサービスが増えており、仕上がりについても満足度の高いサービスになっています。
宅配クリーニングのお店では、仕上がった衣類の保管サービスも行っています。衣類の収納場所に悩んでいる方にとっても、役立つサービス内容になっています。コートや防寒ジャンパーといったシーズンアイテムをまとめて保管してもらえば、クローゼットの中にもゆとりが出来るでしょう。家族が多い方は、このような保管サービスで衣類の収納がグンと楽になる可能性があります。
衣装箱などにシーズンオフの衣類を入れ替える手間が省けますので、衣替えの煩わしさとも無縁でいられます。
使わない期間に保管してくれるサービスもあり
宅配クリーニングの保管サービスというものもあります。特に一人暮らしなどをしている人は冬物のアウター類は場所を取るため、収納に困る人も多いと思います。
宅配クリーニングの場合はこうした人のために保管場所を提供するサービスを行なっているところもあります。保管場所の環境にもこだわりがあり、温度や湿度管理を徹底し、カビや虫食いなどが発生しないような環境が保たれています。
こういった保管サービスを利用した場合、品物を受け取る時期は希望で指定が出来ます。急きょ、預けていたコートが必要になったという時には、予定を変更してすぐに返送してもらえるのも便利な点です。
地方の人などは店舗型のクリーニング店が少々遠くても車で行くことができますが、都会暮らしの人はアウター類などの大物をまとめてクリーニング店に出すのは非常に面倒で手間がかかります。
そんな人こそ、こうした宅配クリーニングを利用してみてはいかがでしょうか。